未分類

◇福島県内景気動向調査 ~平成28年度上期現況と平成28年度下期見通し~

投稿日:

◇第69回 福島県内景気動向調査 ~平成28年度上期現況と平成28年度下期見通し~「先行きの景況感は、現況の厳しさがやや和らぐ ものの、下降基調で推移する見通し」

http://fkeizai.in.arena.ne.jp/kikanshi/cyousa

東邦銀行のシンクタンク「とうほう地域総合研究所」の県内景気動向調査がアップされました。
平成28年度上期の景況判断指数は、

「全産業が△22(前期比△20ポイント)、製造業が△21(同△19ポイント)、非製造業が△22(同△21ポイント)となり」、全て前期比マイナスです。  
復興需要の動向と今後の見通しについては、

「約3割の県内企業が現在も復興需要によって好影響を受けているとの結果となった。一方、復興需要によって好影響を受けている県内企業の多くが復興需要 について2年程度での終息を予測している。」とまとめられています。

復興需要の終息の前に、福島県の経済を牽引する「新たな需要」が求められています。
雇用に関しては、

「全体的に人手不足が続くなか、製造業・非製造業ともに正社員を中心に雇用人員獲得への積極姿勢が伺える」と書かれています。
私の見解としては、「雇用の量から雇用の質」が課題であると考えています。

福島県の一人当たりの平均賃金は全国平均より低く、反対に労働時間は全国平均より長いという福島県のデータがあります。

https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/11045b/15870.html

この状況を改善せずに、低い賃金のまま正社員を募集しても、集まらないと感じています。
求職の折り込み広告を見ても、正社員で月給15〜16万円という求人は多々あり、 「これなら、都内でバイトしたほうがいい」という状況です。
つまり、福島県内は「人手不足」だが、「一人当たりの平均賃金は全国平均以下」である。

さらに、「景況判断指数は全産業で前期比マイナス」であり、福島県内の景気は下降基調で推移していくと推測できます。
復興需要から新たな需要への転換が必要です。

-未分類

執筆者:

関連記事

no image

産経新聞・加藤前ソウル支局長の講演会

産経新聞・加藤達也前ソウル支局長(現社会部)の講演会に出席しました! 加藤氏の特に印象に残った発言は、 「憲法よりも国民情緒が優先される国、それが韓国」 「内政問題を外交交渉に影響させていく」 「韓国 …

御北稲荷神社夏祭り

7月6日は、須賀川で一番早い夏祭り、御北稲荷神社祭礼でした。 毎年北町の夏祭りにはお手伝いとして参加しています。 そして、私はかき氷担当です。

no image

危機管理の鉄則は「最悪を想定して、最善を尽くす」

◇北朝鮮、6度目の核実験準備が完了か 衛星画像で分析  http://www.cnn.co.jp/world/35099757.html 備えましょう。 何が起きてもおかしくはありません。 …

no image

自由民主党福島県連主催の「ふくしま未来政治塾第三回」講師は福島県医師連盟副委員長 星北斗先生

自由民主党福島県連主催の「ふくしま未来政治塾第三回」講師は福島県医師連盟副委員長 星北斗先生です。テーマは「福島県の医療の現状と課題」 星先生の話はまさに「舌鋒鋭く歯に絹着せぬ」講演です。福島県の医療 …

no image

平成29年度須賀川市自衛隊入隊予定者激励会

平成29年度須賀川市自衛隊入隊予定者激励会が開催されました。 今年は5名の方が陸上自衛隊に入隊されます。 昨年は10名以上の入隊予定者が参加されていましたが、有効求人倍率の上昇、人口減少により全国的に …

最近のコメント

    カテゴリー