未分類

うきは市のリーサス活用を視察

投稿日:2017-02-06 更新日:

会派行政視察初日は福岡県うきは市に来ています。

テーマは「うきは市におけるリーサス活用事例」


うきは市は地域経済分析システム(リーサス)の活用自治体であり、九州で一番初めに地方創生総合戦略を策定された自治体です。
リーサスを活用して「施策立案→予算化→実施」までの流れは大変ユニークでした。
リーサスを全て活用して地域経済分析を行うのではなく「自治体職員の肌感覚」で、「仮説を練り上げる」ことからスタートしています。

その仮説を「リーサスを活用して検証」することで、施策として立案します。

そして関係者を説得する際には、リーサスを活用して、客観的データによって説得→施策実施段階でもリーサスを活用しています。
さらに、うきは市はリーサスで得られたデータだけではなく、アンケートを実施することで、施策の精度を引き上げています。

リーサスのデータだけに頼ることなく、現場の情報を擦り合わせることで、精度を高めることになるとのこと。
また、「なぜ、リーサスをいち早く取り入れることができたのか?」という疑問符がありました。

それは、うきは市と経済産業省の連携が非常に密にあったということです。

市長は国交相OB、副市長は元みずほ総研、企画担当は経済産業省出向というメンバーが揃っています。

つまり、いち早く情報が集まり、検証と立案が出来る下地がありました。
うきは市はリーサスを活用したデータをもとに、地方創生総合戦略を策定しました。

今後は、うきは市内の所得向上に向けて、地域総合商社とDMOを組み合わせた取り組みを進めています。

「市外から外貨を稼いで、稼いだ外貨を外に出さない」「将来は地域総合商社によって東京や大阪に販路を広げていく」

まさに「稼ぐ」「所得を増やす」ことを意識したうきは市は、国の地方創生モデルケースです。

-未分類

執筆者:

関連記事

郡山市の逢瀬ワイナリーを訪問

今日は郡山市の逢瀬ワイナリーを訪問しました。 (逢瀬ワイナリーは三菱商事復興支援財団が運営しています) 前回訪れたのは1年前に視察で訪問しましたが、今回は須賀川市内のJA関係者と一緒に訪れました。 現 …

no image

参議院議員選挙の結果が意味するもの

参議院議員選挙の結果が意味するもの 今回の参議院議員選挙の結果により、私達は国政、政権与党との重要なパイプを失いました。 特に福島第三選挙区内の須賀川、白河、石川、田村、東白川は、「衆議院議員は玄葉光 …

須賀川市の地域経済分析

「地域経済分析システム(RESAS:リーサス)」に「地域経済循環図」が搭載されました。https://www.kantei.go.jp/jp/singi/sousei/resas/ 自治体名を選択する …

no image

産経と世界日報に「赤旗天引き問題」が記事になりました

本日の産経新聞web版と世界日報一面に、「須賀川市議会議員の議員報酬からのしんぶん赤旗天引き問題」が記事になりました。 産経:福島県・須賀川市議会事務局、市議の赤旗集金を代行   http://www …

no image

福島空港有識者懇談会

福島空港有識者懇談会に参加しました。私からは、「福島空港から最も遠い駅が須賀川駅である。本来なら須賀川駅から福島空港までのリムジンバス、タクシー割引チケットを福島県の予算で対応すべきだ。」「栃木県から …

最近のコメント

    カテゴリー