未分類

続「東北復興の集中審議」ではなかった参議院予算委員会~民進党・共産党による東北被災地の政治利用ではないのか

投稿日:2017-05-10 更新日:

前回の【「東北復興の集中審議」ではなかった衆議院予算委員会~民進党・共産党による東北被災地の政治利用ではないのか】続編です。

本日の参議院予算委員会における集中審議において、東北の復興に関する発言があったのは、自民党の佐藤正久議員、公明党の平木大作議員、維新の会の片山虎之助議員のみ。

民進党、共産党、自由党の議員は東北復興には一切触れませんでした。

再度述べますが、今回の集中審議は『民進、共産、自由、社民の4野党の幹事長・書記局長』が26日、国会内で会談し、『東日本大震災に関する不適切発言で復興相を更迭された今村雅弘氏の問題をめぐり』、衆参両院の予算委員会で集中審議を開くように求めた集中審議です。

今日の参議院予算委員会質問登壇議員

蓮 舫(民進)

小川 敏夫(民進)

武見 敬三(自民)

佐藤 正久(自民)

平木 大作(公明)

小池 晃(共産)

片山 虎之助(維新)

森 ゆうこ(希望)

松沢 成文(無ク)

◇参議院予算委員会にて森友問題の発言があった議員

・民進党の小川敏夫議員(35分の内、28分35秒)

・自由党の森ゆうこ議員(16分8秒の内、すべての時間で森友問題、加計学園についてのみ議論)(※森議員は自由党と社民党の合同会派の代表として質問に立っている)

 

特に参議院では民進党代表の蓮舫議員、共産党書記局長の小池晃議員、自由党参議院会長の森ゆうこ議員が質問者として登壇しているにも関わらず、東北の「と」の字もありませんでした。

この様なことが許されるのでしょうか。野党4党が求めた集中審議にもかかわらず、「東北の復興」ではなく、森友問題に延々と審議時間を利用する民進党、共産党、自由党、社民党の手法と姿勢は「東北の被災地を政治利用した」パフォーマンスです。

本来であれば、4月26日に福島県の今後の復興政策を定める「福島復興再生特別措置法改正案」が参議院の東日本大震災復興特別委員会で採決される見通しでした。福島特措法改正案では「帰還困難区域への復興拠点設置」「避難いじめの防止」「産業振興施策の法定化」など、重要政策を盛り込んだ法案です。

国会の審議を中断させ、福島復興再生特別措置法改正案の採決が延長となり、連休明けに始まった今回の集中審議は、いったいなんだったのでしょうか・・・

-未分類

執筆者:

関連記事

no image

市民スポーツ会館前でのポンプ操法の練習にて

今日は市民スポーツ会館前でのポンプ操法の練習でした。 なんと、下江持班の練習に参加していた斉藤秀幸さんにバッチリ写真を撮って頂きました。斉藤さんありがとうございます。 ホースを支える腕と足腰にかなりの …

8月31日 福島県議会福祉公安委員会

本日、福島県議会福祉公安委員会が開かれ、福島県立医大感染制御学講座教授の金光敬二氏から説明を受けました。また、委員会は県保健福祉部から新型コロナ感染症に関する説明聴取及び質問を実施。 福島県のコロナ専 …

no image

参議院議員選挙の結果が意味するもの

参議院議員選挙の結果が意味するもの 今回の参議院議員選挙の結果により、私達は国政、政権与党との重要なパイプを失いました。 特に福島第三選挙区内の須賀川、白河、石川、田村、東白川は、「衆議院議員は玄葉光 …

no image

福島県内の倒産件数7年ぶり増加

このニュースのタイトルでは倒産件数が東北6県で最小となっていますが、別の角度から見ると「福島県倒産件数が7年ぶりに増加」という内容で読み取ることが出来ます。 http://www.yomiuri.co …

no image

佐藤まさひさ候補の応援街頭演説!

今朝は郡山駐屯地前にて、参議院選挙全国比例区 佐藤まさひさ候補の応援に駆けつけました。 宇都隆史参議院議員、川前光徳郡山市議、そして小生による演説です。

最近のコメント

    カテゴリー