未分類

須賀川市の地域経済分析

投稿日:2016-01-31 更新日:

「地域経済分析システム(RESAS:リーサス)」に「地域経済循環図」が搭載されました。https://www.kantei.go.jp/jp/singi/sousei/resas/

自治体名を選択すると、「生産(付加価値額)、分配(所得)、支出」というマクロ経済におけるGDPと同じ観点で循環図が作成されています。
そこで、地元である須賀川市の地域経済循環図を調べてみました。


  
須賀川市の地域経済循環率は81.6%(福島県内13市の地域経済循環率の内8番目)

※福島県内13市の地域循環率は以下の通り

福島市103% 会津若松市100.6% 郡山市111% 白河市96.2% いわき市93.6% 喜多方市74.4% 相馬市97.8% 二本松市73.3% 田村市64.6% 南相馬市96.1% 伊達市67.9% 本宮市137.5%
生産(付加価値)では、第三次産業が1572億円と最も高く、第二次産業(製造業)が549億円、第一次産業(農業)が56億円。
分配(所得)では、地域外流入(本市の外で働く人)が雇用者所得で226億円、その他所得で267億円であることが分かります。

一人当たりの所得は全国順位で見ると、1064位、うーん・・・順位は低いですね。
支出では・・・その他の支出の地域外流入が423億円です。

その他の支出とは公共事業などの政府支出、地域内産業の移輸出入収支額等を意味します。

おそらく、地域内産業の移輸出入収支額が「移輸入超過」になっているということでしょう。
地域内の産業に分配された所得が、423億円流出しているということは、大きな問題だと感じています。
支出流出入率を見ても、民間所得-1.4%、民間投資-12.4%、その他の支出-164.8%

うーん・・・すべてがマイナスです。
特に、地域内産業の「移輸入過多」になっている件は、大きな課題です。

なぜ、このような地域経済循環なのか、さらに調査していきたいと思います。

-未分類

執筆者:

関連記事

折り返しの選挙戦5日目

福島県議会議員選挙(須賀川市・岩瀬郡) 5日目 午前 選挙戦は折り返しです。 細かく街頭演説を積み重ねています。 「若いんだから!頑張ってよ!」と多くの方々から激励の声を頂いています。 5日目 午後 …

no image

ルトワックのチャイナ4.0

ルトワックのチャイナ4.0を読みました。文中の所々に「ルトワックらしい冗談」が書かれていますね。 さて、現在の中共の戦略は「チャイナ3.0=選択的攻撃」が継続中です。昨日の日中外相会合でも、中国外交部 …

no image

二正面作戦展開中

▽二正面作戦展開中 本日より平成28年6月須賀川市議会が始まりました。 今回の一般質問では、先月の行政視察の見聞を生かして、「須賀川市における定住・移住促進策について」をテーマに議論を重ねていきます。 …

no image

自民党福島県連主催の県連選対本部事務所開き、支部長・幹事長会議

令和元年9月28日土曜日 今朝は自民党福島県連主催の県連選対本部事務所開き、支部長・幹事長会議でした。 自民党公認候補が一堂に集まり、全員の当選を目指すことを誓いました。 自民党福島県連入り口に貼られ …

3月議会一般質問の結果を報告します

今日の一般質問の結果をQ&Aの概略版としてまとめました。 1 RESAS(地域経済分析システム)における本市の地域経済循環図について Q 国が、平成27年4月に提供を開始した「地域経済分析システム(R …

最近のコメント

    カテゴリー