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マクロ経済分析による一般質問

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三月須賀川市議会における一般質問内容は以下の通りです。

◯RESAS(地域経済分析システム)における本市の地域経済循環図について◯国が推進する連携中枢都市圏構想と(仮称)郡山広域圏について

◯地方版ハローワークとU・Iターンの推進についつ

◯高齢化社会と地域公共交通網の将来像について
さて、今回の一般質問では、リーサスを活用して、須賀川市内の「お金の流れ」について、市当局に質問します。

どのような内容かといいますと、昨年12月に内閣官房が「RESAS(地域経済分析システム)」の新機能として、「地域経済循環図」を発表しました。

この地域経済循環図とは、地域経済を「生産・所得・支出」の3つの側面で分析し、グラフ化することで、地域の「お金の流れ」が見えるというもの。つまり、「マクロ経済の視点」から地域の経済を分析した「地域経済の地図」です。
では、リーサスの地域経済循環図で、私達の住む須賀川市はどのような状況かというと…


◯所得面では、市域内の生産を上回る付加価値額が、地域の外から稼いできています。

◯しかし、支出面を見ると、「政府の支出&地域の基幹産業の支出」で構成される「その他の支出」では、423億円(−164.8%)が「地域の外に流出」しています。

◯さらに、「所得→支出」の付加価値額は2670億円ですが、「支出→生産」の還流は2177億円です。つまり『総額493億円』が須賀川市の外に流出しています。
これは大きな問題です。
マクロ経済を学んだ方なら理解できると思いますが、三面等価の原則に基づくと、「誰かが生産したものは、誰かが買い、誰かの所得になる」ということになります。

しかし、地域外に漏れるお金があれば、地域外に「所得」が流出しています。地域外に所得が流出しているということは、「そこから得られる税収」も流出しています。
須賀川市の地域経済の活性化とは、この「流出額493億円」を一刻も早く減少させることです。しかし、残念ながら今はその「流出の正体」すら推測の域を超えることはありません。
また、「地域経済活性化」とは、「移出(輸出)」を増やし、「移入(輸入)」を減らすことにより、地域内で資金を循環させることが、地域経済の活性化になる、そのためには「稼ぐ力となる産業」を育てる必要があります。
本来の「地方創生」とは、こういうことではないかと思いますが…残念ながらこれまで地方自治体の政策は、ほとんどミクロの話ばかりで、マクロに基づく政策はありません。マクロ経済分析を行ってから、地域経済の活性化策や産業政策などを行うのではなく、それぞれの政策が、単体で行われています。(もちろんマクロ経済分析は行われていません)
その理由として、地方自治体は中央政府とは違いマクロ経済政策は「全く出来ない」ため、分析までしてこなかったのではないかと推測しています。

(地方債の発行は国債より限定的であり、金融政策は勿論できません)
今回の一般質問は、分かりにくい用語が増えますが、非常に重要な議論になるかもしれません。

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