須賀川市内を走る東西循環バスの状況を確認すべく、実際に乗って調査しました。
コースは、西循環バスで文化センターをスタート→八幡町で東循環バスに乗り換え→南上野団地下車→春日リハビリテーション病院でゴール(約1時間)
コースの特徴は公共施設から、医療施設を目指します。また、一度乗り換えを入れています。
実際に乗って気がついたことは以下の通り。
⑴バス停の時刻表が小さい
⑶利用客は高齢者が多いが、主婦層や学生もいる
⑷やはり便数が少ないので、柔軟な乗り継ぎができない
⑸そして何より「自家用車を運転しないと生活できない」と再認識
帰りはタクシーを使いましたが、春日リハビリ病院から文化センターまで1730円かかりました(循環バスは一回100円です)
いくら「高齢者ドライバーに免許を返納してください」と行政が伝えても、現状の公共バスの利便性では、免許の返納は難しいと思います。
地域の高齢化により、循環バスなどの公共交通機関の役割は増えて来ます。
しかし、そう簡単にはいきません。
財源が大きな課題になります。
基礎自治体として、公共交通機関に多額の予算をつけるには独自財源では厳しく、国の補助金に頼る状況です。
これは考え方ですが、須賀川市として、独自財源として公共交通機関を整備することは、高齢化社会における「先行投資」であり、必要なインフラ整備だと思います。
この点については、市債を発行しても、市民の理解は得られるのではないか、とも考えられます
自動運転技術の量産化を待つというのも、一つの手かもしれませんが、超高齢社会の方が早いかもしれません。
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