明日から、須賀川市議会6月定例会が開かれます。
新庁舎・新議場における初めての議会定例会であり、記念すべき日になるでしょう。
・・・たしかに庁舎は新しくなり、議場も新しくなりました。
しかし、庁舎内における古い慣習は変わっていません。
今回の6月議会定例会では以下の題で質問通告を行いました。
「庁舎内における政党機関紙の配達・集金・勧誘について」
私は、須賀川市役所仮設庁舎内において、特定の政党機関紙の配達・集金・勧誘の事実を確認しています。
さらに調査したところ、市役所課長級・部長級のほとんどが、ある特定の政党機関紙を庁舎内で取っていることが分かりました。
政党機関紙は、通常の商業紙や飲料品など、職員の福利厚生として認められているものとは明らかに異なります。
政党機関紙の配達は、政治的中立性が担保されるべき公共施設において、特定の政党の機関紙のみが群を抜いて配達されていることは、庁舎管理及び地方公務員法36条(政治的行為の制限)の理念において大きな問題があると考えます。
さらに公共施設が特定政党を支援しているという疑念を市民に与えかねず、コンプライアンス(法令順守義務)における問題があるのではないでしょうか。
以上のことから、今回の一般質問にて「庁舎管理上の問題」として、取り挙げます。
また、庁舎内の集金だけではなく、職員給与から「政党機関紙の給与天引きが行われているか」という事実確認も行います。なぜなら、議員報酬明細書には「赤旗」という文字があるのです。
議員報酬明細書に日本共産党機関紙である「しんぶん赤旗」の天引きされていること自体が「異常」でありますが、果たして職員給与からも天引きされているのでしょうか。
ちなみに、「庁舎内における政党機関紙の配布・集金・勧誘の問題」は須賀川市だけではありません。
この問題の第一人者である福岡県行橋市議会の小坪慎也議員は「政党機関紙「しんぶん赤旗」の庁舎内での勧誘、配布、販売について」と題し、議会では一般質問の場で「しんぶん赤旗」が行橋市役所内で勧誘・配布・販売が行われている実態を突き止めました。
https://samurai20.jp/jisseki/akahata/
さらに、兵庫県伊丹市では佐藤良憲市議が、「政党機関紙「しんぶん赤旗」を市の庁舎内で勧誘、配付、販売することの是非について」一般質問で、その実態を問いただしています。
今回の一般質問の作成は、小坪議員に様々な情報をレクチャーしていただきました。
小坪議員のご助力に深く感謝いたします。
一般質問の日程は6月13日~15日までの三日間です。
順番が決まるのは、6月5日の議会運営委員会にて決まります。
この問題を取り上げることで「様々な圧力」がかかってくるのは間違いありません。
しかし、決して圧力には屈せず、須賀川市における「庁舎内における政党機関紙の配達・集金・勧誘について」実態を解明していきたいと思います。
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