須賀川市議会6月定例会が閉会しました。
「議案64号から78号」まで15件、議員提出意見書案1件、請願2件が可決採択されました。
特に議案第70号「須賀川市消防団条例の一部を改正する条例」が成立したことは、須賀川市の消防・防災にとって大きな前進です。
消防団OBを活用した機能別消防団員が今回初めて創設されることにより、平日昼間の消防団活動に従事することができる人員が確保されます。
ただ、制度はスタートしたばかりです。今後様々な問題点や改善点が現場から上がってくると思いますので、現場の声を議会で発言していきたいと思います。
補正予算で特に注目していたのは茶畑地区産業拠点整備事業(JT跡地)の債務負担行為です。
期限は「平成29年度から平成33年度までの5年間」
限度額は「用地取得費12億7145万1000円、事務費及び利子に相当する額」
予算委員会の質疑の中で、「債務保証として利子に相当する額が書かれているが、市が将来JT跡地を売却する際の売買代金にも、利子相当額を含んで売買契約を想定しているのか?」という問いに対して、市当局から「用地取得費12億7145万1000円に事務費と利子相当額を含んだ売買契約になる」との答弁がありました。
JT跡地については、橋本市長は議会において、「雇用を優先して、製造部門及び物流部門を誘致していく」との答弁で一貫しています。
私見ですが、JT跡地の利活用方法については、市当局だけではなく、市民全体の議論が必要であると考えています。もちろん議会においてもJT跡地をテーマとした議論が必要です。
JT跡地については、東北自動車道須賀川ICに非常に近く、福島空港には車で約20分の距離にあります。さらに、市街化区域内であり、旧市内と新市内のちょうど中間に位置します。
JT跡地の利活用方法は須賀川市の未来を決める重要な問題です。
・・・ちなみに、議会が閉会しても、忙しさは変わりません。
文字通り「東奔西走」「日々全力疾走」していく所存です。
でも少しはヤスモウカナ(´-ω-`)
コメントを投稿するにはログインしてください。