平成29年度須賀川市自主防災組織リーダー講習会に来ています。
第1部 「地域を守る自主防災組織の活動」
NPO法人 福島県防災士会理事長 藁谷俊史氏による「活動する自主防災組織」「地区防災計画」について講義を受けました。
「自主防災組織は作ったけれど、何も活動していない…」そのような自主防災組織が福島県内で40.7パーセント存在します。
地域内での自主防災活動をいかに普及していくためには、地区の防災マップ作りや、災害図上訓練及び避難所運営ゲームを広げていく必要を感じました。
また、町内会・行政区によって防災意識の差があり、意識の高い町内会・行政区では、毎年自主防災組織が様々な訓練を行っています。
第2部 「災害時の救急法」
日赤救急法指導員 水野 榮さん、須賀川市の防災を考える会 斉藤 秀幸さん、森合 重義さんによる災害時の止血方法、応急手当て等について、実演が行われました。
第3部 「進化した気象警報&危険度分布」
福島地方気象台 防災管理官 吉田薫氏から、近年の大雨警報、洪水警報の危険度分布について、さらに災害前の気象情報の詳しい見方について講義を受けました。
須賀川市では平成30年度にハザードマップの更新を行います。釈迦堂川、阿武隈川、滑川の河川災害や土砂災害に対して、これまでの「100年に一度」の想定から「1000年に一度」の災害想定に引き上げ、ハザードマップを作成していく予定です。
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