未分類

令和3年2月議会が本日閉会。そして高校改革について。

投稿日:

令和3年2月議会が本日閉会しました。
新年度予算は1兆2585億円、そのうち復興・創生分は2585億円です。
議員提案条例として「ふくしま受動喫煙防止条例」が可決、成立しています。

さて、福島県立高等学校の一部を改正する条例についてご報告します。
5つの統合校の名称と位置を定める条例であり、須賀川高校と長沼高校の統合校「須賀川創英館高等学校」を含む条例です。

本議会の一般質問では県教育庁に対して、「今回の校名決定についてそのプロセスをすべて開示すべき」と質問しました。再々質問まで粘りましたが、県教育長は校名決定の詳しいプロセスは公開できない趣旨の答弁でした。
納得できる答弁ではありません。

新たな統合校の校名が発表されて以来、地元の皆様の声を聞き、県、県教育庁、そして自民党会派内で激しい議論を繰り返してきました。
「新校名については経緯を含め到底容認できない」という立場から、須賀川を代表する校名として新たな須賀川高校を継承すべきであること、県教育庁のやり方は横暴であり、地域の声が反映されていないこと、決定に関するプロセスが不透明であること等を発言してきました。

しかし、自民党議員会は「自民党は高校改革を進める立場である」ため「条例案に賛成」でした。
私は県議会議員として、地元の声を代弁する立場であり、自民党議員会の組織の一人でもあります。
賛成以外の意思を示すことは組織決定に反するため「離党」を意味します。

大変悩みましたが、今日の本会議の採決は自民党議員会の一人として賛成しました。
最後まで地元の声を伝えきれず、誠に申し訳ございません。

ただ、須賀川高校に対する地元の強い想いは、間違いなくこれからの県立高校改革における「丁寧に地域の声を聞く」必要性を、嫌というほど教育庁は認識したと思います。
現に、商労文教委員長による最後の報告で、地域の声を聞くよう追加文が入りました。

今後は統合校の新たな教育内容や、長沼高校の跡地をいかに活用するのか、議論して参ります。

長い2月県議会でした。

-未分類

執筆者:

関連記事

長沼ニュータウン花の里シニア会の皆さんと意見交換

今朝は長沼ニュータウン花の里「シニア会」の方々と茶会&意見交換会を開催しました。 前回の茶会でお話を頂いていた「花の里も高齢者が増えていくので、公共交通機関をどのように考えていくべきか」という話につい …

no image

須賀川市議会政務活動費について

何かと話題を呼ぶ「政務活動費」 須賀川市議会における政務活動費は、「一人、月3万円」が「会派」に支給されます。 支給は、上半期、下半期に分かれますので、まとまった額で支給され、報告も上半期、下半期に分 …

私は「教育国債」に賛成、「こども保険」に反対します

私は「教育国債」に賛成ですが、「こども保険」には反対です。 高等教育や基礎研究のために資金として「国債」を発行すること自体は、現在の財政法でも認められています。 そもそも「人」に投資をすることは、国家 …

no image

第120回福島県新型コロナウイルス対策本部会議会議結果のポイント

第120回福島県新型コロナウイルス対策本部会議会議結果のポイント2月24日現在、入院者数は357人、病床使用率は48%、人口10万人当たりの1週間の療養者数が151.92人、新規陽性者数は108.50 …

no image

風流のはじめ館オープン

須賀川市本町に風流のはじめ館がオープンしました!松尾芭蕉は白河の関を超えて、奥州路に入ると、人々の歌う田植え歌はひなびた情緒が深く、これこそみちのくで味わう風流の第一歩として、句を読みました。 〈風流 …

最近のコメント

    カテゴリー