昨日は、アジア議員フォーラム&台湾研修報告会を、ブルースタジアムにて開催させて頂きました。参加された皆様に厚く御礼を申し上げます。
内容としては、「アジア議員フォーラムでの活動報告」「台湾の歴史とアイデンティティ」「台湾の現代の政治情勢」について述べさせていただきました。
特に「2・28事件」と蒋介石政権後の戒厳令については、かなり深堀して説明をしました。現代の台湾を語るのであれば、「2・28事件後の白色テロの時代」は避けることは出来ません。
さらに、元台北駐日経済文化代表処代表の許世楷先生が述べられた「日本と台湾は運命共同体」について私なりの解釈をいれて話をしました。
やはり、安全保障面における日本と台湾には「中国軍」という『共通の脅威』があります。宮古海峡周辺で日本に対して領空侵犯を行う中国空軍機は、その足で「台湾に対する領空侵犯」も行います。さらにその中国軍機は中国大陸内の共通の空軍基地を拠点としています。
また尖閣諸島は沖縄と台湾の中間地点にあり、もし尖閣諸島が中国に占領され、人民解放軍の基地化となれば、日本と台湾の両方ににらみを利かせることができます。
日本と台湾は歴史・文化面だけではなく安全保障面でも運命共同体です。
こういったお話をさせていただきました。少し、難解な用語や、分かりにくい点がありました。今後の反省点にしていきます。
また、今回は台湾研修報告会ですが、その他にも議会報告会等を、数多く開いていきたいと考えています。
もし「うちの町内の集会所で報告会を開いてほしい」という声があれば、是非お声掛けください。
よろしくお願いいたします。
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