昨日の須賀川市議会一般質問において、橋本市長から韓国LCCのチェジュ航空による福島空港忌避問題について発言がありました。
以下発言内容を議会中継から書き起こしました。
http://gikai1.city.sukagawa.fukushima.jp/dvl-sukagawashi/2.html
今回の件に対して、空港立地自治体の市長としての強い意志を感じる内容です。
◇橋本市長答弁
福島空港の利活用促進とまちづくりに取り組む最中、先ほどご紹介がありました、韓国LCCの発着地が福島空港から仙台空港に変更された件につきまして、所感を申し上げたいと思います。
今回の変更の理由として上げられましたのは、原発事故の放射性物質が、乗務員らに健康被害をもたらすという懸念が一部から出たためといいますが、未だに事実とかけ離れた判断が、現実に起こっていることは遺憾であります。
これまで、私たちがどれほどの努力をし、言い知れぬ不安を乗り越えて健全な日常を取り戻そうとしてきたかを振り返りますと、真実を知ろうとしない人々が、誤解と風評のみを信じ、私たちの故郷が無理解に否定されることに、激しい憤りを覚えます。
しかし、一方で私たちが直面している問題の根深さと困難を実感するとともに、この信じがたい現実を受け止め、福島空港の立地する自治体として、改めて国内外に正しい認識と、正確な情報を強力に発信し続けなければならないと、感じております。
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