続報:根本博中将の足跡を追って〜須賀川市博物館にて遺品に触れる〜
旧仁井田村出身の根本博中将に関する資料を須賀川市博物館にて閲覧することが出来ました。
写真、手書きの原稿用紙、手紙、遺稿集など、様々な資料があり、全て根本博中将のご令嬢である富田ノリさんから博物館に寄付されたものです。
特に根本博中将の手書き原稿用紙は、駐蒙軍司令官として着任、内モンゴルに到着してから、ソ連参戦、丸一陣地の戦い、居留民避難、蒋介石との交渉までが書かれていました。
根本博中将は陸軍報道部長を経験されているため、原稿用紙の文書は、非常に読みやすく、分かりやすい文章で記述しています。
枚数は103枚。終戦後の内モンゴルにおける「居留民4万人奇跡の引き上げ作戦」を記録した第一級の資料です。
須賀川市博物館では、まだ調査資料のため展示はしないとのことですが、いつか多くの市民の皆さんに読んでいただくために、交渉を進めていきます。
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