◇市議会6月定例会総括質疑議案第70号「須賀川市消防団条例の一部を改正する条例」について質疑を行いました。
今回の条例は、「消防団の消防力強化のため、特定の消防団活動のみに従事する『機能別消防団制度』を導入するものです。
機能別消防団員の対象者は、「平日昼間に消防団活動ができる者」かつ「過去に消防団としての経験が5年以上ある者」または「これに準じる経験を有すると分団長が認める者」です。
【この条例改正の背景】
現在、須賀川市消防団員の枠は「1221人」、充足率90.6パーセント、その8割がサラリーマンです。そのため課題となっていたのは「昼間の火事に対応できる現役団員が少ない」ということなんです。
今回の機能別消防団員制度は、主に消防団OBを対象とした制度で、想定されている人物は、自営業者、農家、定年退職者です。
活動範囲は分断の管区内で、役割としては「初期消火」と「後方支援」。
消防ポンプ車の運転、ホースを持って初期消火、現役団員が到着すれば、後方支援といった流れになると聞きました。(もちろん訓練は必要です)
条例が6月議会で成立すれば、消防団員の確保対策として、大きな一歩になります。
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