昨日は、ビックパレットふくしまで開催された「ロボットフェスタ&航空宇宙フェスタ」に行ってきました。
須賀川市のブース、須賀川市や鏡石町所在の企業ブースにご挨拶に伺いました。
毎年、ロボットフェスタ&航空宇宙フェスタに参加していますが、ドローンは種類が増え、パワードスーツは年々進化しています。
◇中国製ドローンに対する危機感
民生品として広く流通しているドローンは、中国製のドローンが最も多く流通しています。
最近では、水中で活躍できるドローンも民生品として流通しています。それも中国製が主流です。
私のような自衛隊出身者は、中国製と聞くと常に「バックドア」の存在を疑っています。
「購入した中国製ドローンで撮影したデータが、勝手に中国へ送られている」という可能性は、否定できません。
ロボットフェスタの会場にて、国内企業技術者に「ドローンの情報を日本国内から中国に送ることは可能ですか?」と聞いたところ、「空中を飛ぶドローンは常時可能」「水中ドローンは、陸上に引き上げた際にデータを送ることができる」との事でした。
アメリカでは、ドローンメーカーが中国の対米スパイ行為に加担した可能性が高いと、米国土安全保障省(DHS)や米陸軍が警告を出しています。
https://newspicks.com/news/2420268
中国は断片情報を収集し、かき集めた情報を分析、処理したものを一つの精密な情報として作り上げます。
空中用ドローンは「鳥の目」であり、衛星情報や偵察機による空撮より、低い位置から情報収集ができるため、莫大な情報を収集・処理・分析ができれば有効に活用できます。
スマホで有名なHUAWEIやZTEについて、その危険性は有名ですが、ドローンについても、インテリジェンスや安全保障の面で警戒すべきでしょう。まずは政治と行政が危機感を持つことが必要です。
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