会派創政会の行政視察2日目。
福岡県春日市に「防災」をテーマに視察に来ました。
春日市は航空自衛隊春日基地があり、航空自衛隊の西部方面航空隊司令部の本拠地です。
さらに、陸上自衛隊福岡駐屯地も所在しています。
さて、春日市の防災についての取り組みは、全35の自治会を中心とした自主防災組織が組織化されています。
なんと自治会加入率は80パーセントと非常に高いことに驚きました。話を聞くと、不動産を契約時に自治会加入の申し込みを済ませるとのこと。
春日市は人口11万超のベッドタウンであり、マンションやアパートが多い市です。都市化すると自治会加入率は下がることが多いのですが、そうではない春日市の手法は非常に興味深い内容でした。
さらに、防災対策指導員として、陸上自衛隊OBを嘱託採用しています。防災対策指導員の役割は、各地域での防災講話、地域での防災訓練の提案、総合防災訓練の企画などを担当しています。
私も須賀川市においても、自衛隊OBを採用した防災専門官の必要性を強く感じています。
やはり「餅は餅屋」であり、防災と危機管理は専門家が必要なのです。
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