何かと話題を呼ぶ「政務活動費」
須賀川市議会における政務活動費は、「一人、月3万円」が「会派」に支給されます。
支給は、上半期、下半期に分かれますので、まとまった額で支給され、報告も上半期、下半期に分かれて公開することになっています。
◇平成27年度下半期政務活動費決算一覧
http://www.city.sukagawa.fukushima.jp/item/3811.htm#3
須賀川市議会の各会派では、政務活動費の使用方法は主に「行政視察」のために使用されます。交通費、宿泊費がメインです。
また、地方議員向けの有料セミナーへの参加にも、政務活動費は使用されます。
その他には、会派広報誌の発行費用にも充てられます。
政務活動費が会派に支給されるため、個人的な出費には使用できません。
また、厳しい「使用基準」があります。
http://www.city.sukagawa.fukushima.jp/3346.htm
禁止事項は、政党の政治活動、車両リース代、政党機関紙の購入、交際費、慶弔費など。
そのため、飲食費には当然使用できません。
さらに、議会事務局の厳しい、厳しいチェックがあるため、不正使用はまず不可能です。
ちなみに、他の市区町村議会や都道府県議会の政務活動費は、その支給額や使用基準は違います。
ただ、私が永田町の自民党議員事務所に伺い、情報収集をすることには、政務活動費は適用されません(政党活動になるので)
そのため、経費はなく、ほとんど自費で活動しています。
また、須賀川市議会では支給額が一人月3万円のため、行政視察と広報誌発行で支給額は、ほとんどなくなります。
できれば、市当局と政策議論が出来るように、シンクタンクから政策立案できる担当者を雇いたいのですが…
今回のように、不正使用をする議会議員がスポットライトを浴びるほど、本来の意味で議論されるべき政務活動費のあり方が、議論できなくなっています。残念です…
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