「ハウスメーカーは地域にローンしか残さないが、地場の工務店に降りたお金は、何倍にもなって地域に残る」これは全建総連福島県須賀川建設組合の懇親会にて、佐藤新多郎組合長の挨拶です。
まさに、その通りだと思います。
私も、これまで、地域経済循環論について、様々な点で発言してきました。
佐藤組合長の挨拶は、「地域内乗数効果」を意味しています。
懇親会では佐藤組合長と、地域経済の循環と、地場産業の育成について熱く語りました。
さて、残念ながら須賀川市は、地域経済分析システム(リーサス)によれば、2010年のデータでは地域の外に423億円が流出していることが判明しています。この経済構造を変えていかなければ、須賀川市民の所得は増えていきません。
「外から稼いで、地域の中で倍々に増やしていく」
「中で付加価値の高い製品を作り、地域の外に売り出す」
このように、須賀川市の経済構造に改革していくことは、まさに市民の声だと強く実感しています。
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