福島県の航空・宇宙関連産業補助金が発表されました。
JISQ9100やナドキャップは、毎年40万円から50万円かかります。
さらに、JISQ9100にチャレンジするのは、企業にとって社運をかけたチャレンジになるので、失敗は出来ません。
航空・宇宙関連産業が利益を生むまでには、開発から最低10年、長くて20年かかります。
将来的には航空機需要はアジアを中心に伸びていくことや、自動車産業より部品数は多く、産業の幅が広いため、産学官で連携は必須です。
須賀川市内では、商工会議所を中心として「福島空港エリア航空機産業研究会(会長 林精機社長 林明博氏)」を設立して、航空機産業への参入を目指して研究会を続けています。
技術としては、十分に参入できるレベルがあり、あとはJISQ9100をいかに獲得するかです。
さらに、福島県は中部地区の「松坂クラスター」のように、福島県を中心とした航空機産業クラスターの設立を目指すべきだと思います。
東北におけるJISQ9100取得企業は、福島県がトップです。
今回は認証取得のための補助金ですが、クラスター形成が求められてきます。
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