今日のプライムニュースでは、ジャーナリストの櫻井よしこ氏、萩生田光一衆議院議員をゲストに招き、改造内閣、憲法改正、北朝鮮対応などについて議論が行われました。
http://www.bsfuji.tv/primenews/schedule/index.html#MonBox
・・・が!今回は、櫻井よしこ氏が「メディアの偏向報道」に対する「率直な怒り」を吐露されました。私が説明するよりも、まずはツイッター上にアップされた動画を見た方が早いと思います。
【国際比較】反町キャスター「メディアは信頼されなくなる?」櫻井よしこ氏「メディアは信頼されてないでしょうが。国際比較、アメリカ・イギリス・フランス・ドイツ・韓国と日本。間違った放送した場合、訂正放送命令がある、日本はない。免許停止は全部あるが日本は事実上ない」#primenews pic.twitter.com/Kol1E765W1
— Mi2 (@YES777777777) August 7, 2017
【国家の危機】櫻井よしこ氏「朝日新聞は戦前、号外を出して戦争イケイケどんどんで部数を伸ばし間違って戦争に行った。今は他の面で批判して間違う方向に国民を誘導してる。国民が必要なのはバランスの取れた情報。国家の危機、真面なメディアが少なくなった」
今の日本の悲劇。#primenews pic.twitter.com/kATqWpUlrA— Mi2 (@YES777777777) August 7, 2017
【キチンと報道しない】櫻井よしこ氏「閉会中審査後の30番組を調べた。全部で8時間40分位の放送でその内6分間は加戸さん、前川さんは2時間半。前川さんのストーリーに沿ってテレビは報道。偏った報道された側は支持率下がりますよ」
ここまで言って頂けると気持ちがいい。#primenews pic.twitter.com/KyLAMFTQYd— Mi2 (@YES777777777) August 7, 2017
櫻井よしこ氏「とりわけテレビ、ニュース、ワイドショー、先進国のメディアとして資格を欠いてる。世論調査は政治家は信じなくていい。この世論調査に導くまでの報道が物凄く偏っている。朝日も毎日もメディア史に残る汚点を残した」
今の日本のメディア、特にテレビは腐ってる。#primenews pic.twitter.com/VakipNnQ7D— Mi2 (@YES777777777) August 7, 2017
「まさにその通り!」とテレビの液晶の前で拍手をした人たちが、私を含めて沢山いたのは間違いありません。
しかし、それだけではなく、「あの冷静沈着な櫻井よしこさんが、ここまでメディア批判をすることは異例だ」と感じた人はどれだけいるでしょうか。
「メディアが日本国の運命を決めるぐらい影響力を持っている」
「今の日本のテレビ、とりわけテレビは先進国のメディアの資格を失っている」
「この世論調査に導くまでの報道がものすごく偏っている」
ここまで、メディア出身の櫻井氏がメディア批判を展開するほど、今のテレビ・新聞を中心とした「MSM=メインストリームメディア」は異常な状態にあるのです。
特に櫻井氏が紹介していた「放送法順守を求める視聴者の会」が加計学園問題で「テレビが閉会中審査をどのように報じたのか」というグラフについては、是非多くの方々に見ていただきたいと強く思います。
http://housouhou.com/2017/08/06/1666/
加計問題報道全体の時間→8時間45分59秒の内
前川喜平「行政が歪められた」→2時間33分46秒
加戸守行「歪められた行政が正された」→6分1秒
原英史「規制改革のプロセスに一点の曇りもない」→2分35秒
櫻井氏がおっしゃる通り、このような変更報道では、どの政権でも支持率は下がります。
もし、メディアが国民を誘導し、メディアが総理の支持率を左右し、メディアが世論を作るのであれば、日本の民主主義は間違いなく「危機」です。
櫻井よしこ氏はこの状況を「悲劇」と表現しています。
今、私たちは「悲劇」と「危機」の時代に生きています。
番組の後半で櫻井氏は「大激動の時代」と表現しました。
この大激動の時代に、メディアに騙されず、操られないようにするためにはどうするべきなのか。
誰もが、真剣に考える時代が、今ここに来ています。
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