戦後71年目の終戦の日を迎え、改めて英霊の御霊に、感謝と哀悼の誠を捧げます。
私は中曽根首相が靖国神社に参拝した「1985年8月15日」に生を受けました。
そのため小さなころから、誕生日と同時に終戦の日を意識するため、常に「終戦の日」に生まれたことは、何かの運命だと感じています。
さて、終戦の日と呼ばれる「1945年8月15日」は、「国際的には終戦の日」ではありません。
海外から見れば8月15日は、陛下の終戦の詔勅(玉音放送)が発表されましたが、これは停戦命令なだけです。
ポツダム宣言を受理することを決めたのは8月14日です。ポツダム宣言を受け入れると言って著名したのは9月2日です。
国際的には9月2日が終戦の日となるはずです。実際、連合国は9月2日が戦勝記念日となっております。
そして1952年4月28日 主権回復の日に於いてサンフランシスコ条約に於いて戦争が終わったのです。終戦の日がこの日に当たります。
このサンフランシスコ平和条約に於いて、1条のA項に戦争が終結された事が記載され、B項に主権が回復されたことが記載されているのです。
国体こそ崩壊させられませんでしたので日本は続いておりますが主権がない状況が6年7か月もの間続いたのです。
1945年8月15日から1952年4月28日までの「占領政策期間中」に、我が国は主権を失いました。
そのときに、占領軍によって作られたものが、今の「日本国憲法」です。
いわゆる終戦の日を迎えた本日は、テレビや新聞に「あの戦争の悲劇」ばかりが報じられますが、1945年8月15日以降、我が国で何が起きたのか、もう一度、私たちは知る必要があります。
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