明治維新150年に対する福島県内の反発と、政治利用への危惧について
今朝の福島民友一面「維新再考」「7日から大型シリーズ」「作家 半道一利さんに聞く」
記事は紙面の新シリーズ紹介のみですが、中の記事を読むと分かるように、明治維新によって「犠牲」となった人や制度、文化についてクローズアップされ、「福島県が背負わされた課題」が解消されたのか取材していく、という内容のようです。
あえて恐れずに述べますが、福島県民特に会津の方々は、明治維新に対する認識は、歴史教科書の内容とは全く違います。
先日お会いした会津の方からは、「勤皇の志士は薩長ではなく、会津だ!」との話をして頂きました。
幕末から明治維新までの歴史を掘り下げていくことは、大変重要だと思います。
しかし、私が危惧しているのは、「明治維新150年が現在の政治闘争に利用されている」ということに対する憂えです。
先の参議院選挙においても福島県内では「今の総理は長州だから」「長州を勝たせていいのか」といった「歴史戦」が一部で繰り広げられていました。
歴史研究は大切ですが、福島県では、現在の政治状況を左右しかねない歴史戦をさらに拡大する恐れがあります。
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