議案第15号須賀川市駐車場条例の一部を改正する条例について、先程賛成多数で、生活産業常任委員会を通過しました。
今回は妥協による消極的賛成です。
…悩みに悩みました。三月議会中ずっと考えに考え、悩みに悩み、出た答えです。
特に市民交流センター(tette)の駐車場については「2時間無料、それ以降は1時間あたり300円、24時間ごとに上限2000円」「市役所のように利用料金の免除はない」という内容になっています。
「市民交流センターの駐車場は利用料金の免除はない」
「では2時間を超える利用者はどうすれば良いのか?」という質問に対して、市当局は「あらかじめ市役所に移動してもらって、市民交流センターに移動してもらう。」
という内容の答弁でした。
「なぜ、市民交流センターの駐車場に利用料金の免除がないのか?」という質問に対して、市当局は「市民交流センターは駐車場が約80台しかなく、市内中心部に位置するため、特に夜間飲食店利用者の駐車が懸念される。」との答弁。
そのほかにも徹底して審議、議論をしてきました。
市民交流センターを利用した方が、駐車場の利用料金を免除されない…果たして、そのような事が市民に理解して頂けるのか…
原則論を突き付ければ議案に対して反対すべきだと思いました。
しかし、市民交流センター整備室長から「議決後に市民交流センター管理運営協議会にて、駐車場の在り方を議論していく。」
産業部長から「市民交流センター開館後に、駐車場の運営については柔軟に見直していく。」
という答弁があり、「その言葉を信用するしかないかな…」と妥協した結果の「消極的賛成」です。
委員会においても、反対よりも、当局原案に賛成者が多数であり、数では負けることは分かっていました。ただ負ける戦をするよりも、消極的賛成に回り、議案に対して付託事項をつける提案が出来ます。さらに生活産業常任委員会において「須賀川市駐車場条例」を継続調査出来れば、委員会としてのチェック機能が働きます。
来年の平成31年1月11日に市民交流センターが開館します。
市民や利用者に納得されない駐車場の内容であれば、議会から早期に駐車場条例を見直すようにチェックしていきたいと思います。
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